ご挨拶

広島国際文化財団は「人類最初の原爆の惨禍を体験した広島市民の平和への願いと使命感をさらに高めるとともに、名実ともに国際平和文化都市・広島としての都市づくりに寄与すること」を目的として、1977年(昭和52年)8月26日に設立以来、「平和を体現する市民催事の開催及び後援」、「平和の尊さを世界に訴える内外親善文化交流」、「広島のイメージアップを図る文化公演、展覧会、講演会、シンポジウム等の開催及び後援」など、被爆地にふさわしいさまざまな平和・文化事業を展開して参りました。

1979年から1988年にかけてはアメリカやアジアの国々から記者を招き、ヒロシマ・ナガサキを取材し、被爆の実相を母国で報道する「アキバ・プロジェクト」「アジア記者招請プロジェクト」事業の取り組み、2004年から2005年には核保有国などの人々に「ヒロシマ」を訴える被爆60年プロジェクト「広島世界平和ミッション」を展開いたしました。

また、2012年(平成24年)8月6日、ヒロシマ平和創造基金が公益財団法人の認可を受けると同時に当財団から平和・国際交流貢献に関する6事業を引き継ぎましたが、引き続き資金面などで事業を全面的にバックアップしています。

当財団も、2014年(平成26年)4月1日に「一般財団法人」の認可を受け、独自の事業として「NIE(Newspaper In Education = 教育に新聞を)活動の推進事業」に力を注ぐとともに、2015年(平成27年)、前年8月に発生した広島豪雨災害で被災した地域の復興支援を目的に「地方創生支援事業」を新設し、新たな事業にも取り組んでいます。

2017年からは被爆75年を迎える2020年に向けての事業、被爆地からさまざまなアートや若い世代との対話などを通じて世界に平和を発信する「ヒロシマ・ナガサキ ZERO PROJECT」に協賛しています。

今後も「原爆を体験した広島市民の平和を願う心を大切にし、国際平和文化都市づくり」に貢献していきたいと考えています。
引き続き、皆様のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

一般財団法人広島国際文化財団
理事長 山本 治朗