地御前地区の概要と市民センターのあゆみ
廿日市市の沿岸部中央に位置する地御前地区は、人口約7,400人、面積1.84平方キロメートルで、国道2号線及びバイパス、並行して広島電鉄宮島線、JR山陽本線が通っており、交通の便のよいところです。
地御前公民館は、小学校の講堂兼公民館として新築されて以来、地域とともに歩み、その役割を果たしてきました。
平成5年4月に現在の場所に移転、平成20年4月には「市民センター」として生涯学習の場であると同時に、市民のみなさんと地域課題の解決や協働のまちづくりを話し合う場として生まれ変わりました。
地御前地区の主な史跡
対岸にある宮島の嚴島神社と古くから深いかかわりがあったため、地御前神社をはじめとした史跡が多くあり、地御前の町並みはその歴史を感じさせます。
地御前地区の歴史と行事
宮島の嚴島神社を本宮、対岸にある地御前神社を外宮(現在は摂社)と呼んでいましたが、本宮の御前にあるので、当時は「地の御前社(じのごぜんしゃ)」と呼ばれていました。
「地御前(じごぜん)」という地名になった由来です。
そのため、御陵衣祭(ごりょうえさい)、引き続いて行われる流鏑馬(やぶさめ)神事(馬とばし)や管絃祭など、他では見られない優雅な祭りも継承されていて、その時は大勢の人で賑わいます。
また、小さなほこらや由緒ある史跡も多く、史跡めぐりもよく行われています。