美紀通信



大畑美紀
美紀通信

丑年に
 今年は丑年です。牛になじみがある方はどれくらいおられるでしょうか。
 私が育った地域では、農家の多くは、昭和40年代頃まで農耕用の牛を飼っていました。兼業農家のわが家にも牛小屋があり、牛が一頭いました。農耕に働いてもらい、ある程度成長すると肉j牛として売って、また次の牛を飼うのです。大切な牛なので、ブラシをかけてやったり、丁寧に扱ってはいましたが、特別かわいがるというほどではなく、ただ「うし」と呼んでいました。田んぼの近くの柿の木につないである風景をよく思い出します。小学生の頃は実家から数キロ離れたところに住んでおり、農繁期には実家に帰っていました。牛がおいしそうに藁や干し草を反芻して食べるのが面白く、餌を牛の口元まで持っていっては、飽きず眺めていたものです。牛はとてもおとなしく、つぶらな瞳で何かを語っているようでした。
 おそらく戦前と大して変わらない、そんな田舎の生活も大きく変わり始めました。高度経済成長時代に入り、圃場整理がおこなわれ、牛から耕運機に変わるようになったのです。いつ頃だったか、実家でも牛がいなくなりました。中学生の頃には、苗つくりも苗代ではなく、箱苗に変わりました。化学肥料と農薬に頼る農業になり、学校帰りの夕方の田舎道では、農薬散布の煙幕の中を息を詰めるようにして自転車をこいでいました。
 もう、ずっと昔の話になってしまいました。機械化と化学肥料や農薬で農村は豊かになったのでしょうか。単なる郷愁に過ぎないかもしれませんが、牛にまつわることから、いろいろ思うのです。



元旦には地元の御幸山神社に初詣するのが恒例行事です。今年は子や孫の帰省がなく、夫と2人だけでお参りしました。
小山の頂上にある神社への急な石段を、どれだけ楽に上がれるかが、その時の体力のバロメーターです。(手すりがついています)何とか頂上まで一気に上がれました。寒波で、手水鉢が凍り付いています。


2021年あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。今年は3月に廿日市市議会議員選挙があり、また、遅くとも秋には衆議院選挙が行われます。

権力やカネで動く政治ではなく、市民の声で動く政治へ。主権者として、ぜひ政治に関心をもってください。ご一緒に政治を良くしていきましょう。ご支援をよろしくお願いいたします。


生命(いのち)を生み出す母親は、生命を育て生命を守ることを のぞみます
2016年広島県母親大会㏌佐伯
 9月25日 佐伯区民文化センター
 だれでも参加できる大会です。広島県人権男女共同参画課長、広島市長、廿日市市長から祝辞が寄せられました。
 16ある分科会のうち、私は「リズムでほぐそう!体と心」で講師をしました。
 全体会は、オープ二ングのインドネシアの竹楽器の素朴で美しい響きで始まりました。そして、松元ヒロさんの記念講演は爆笑の渦で、涙も流し、拍手拍手で、アンコールは、有名な「憲法くん」。元気で頑張ろう!!と元気がわいてきます。最後に大会アピールを採択して盛会のうちに閉会しました。 来年は福山でお会いしましょう。
↑閉会後松元ヒロさんと、。「共産党?がんばってください!」と励ましてくださいました。
松元ヒロさん(コメディアン。ザ・ニュースペーパー退団後ソロ活動。著書は「安倍政権を笑い倒す」など。)の爆笑ライブはテレビでは観られません(呼ばれない)。ぜひ、生でご覧ください。

ストップ!戦争法 9・13 NO WAR NO ABE 1万人の人文字
2015年9月13日 広島市中央公園
 約7000人が集結。民主党、日本共産党、生活の党と山本太郎となかまたち、社民党各々の国会議員や代表が挨拶、無所属の亀井静香衆院議員からはメッセージが寄せられました。市民・学生・呼びかけ人からのスピーチでは、福山権二庄原市議会副議長(ストップ・ザ安保法制 庄原市民の会事務局長)、竹原孝剛三次市議会議員(安保法制の廃案を求める三次議員連盟)はじめ、10人の方が、戦争法阻止を熱く強く訴えました。
NO WAR NO ABE の人文字をつくったのち、戦争法案を必ず阻止するたたかいをいっそう大きく発展させると結ぶアピールを採択しました。 私はEの文字の中にいます。


stop!戦争法 集会・デモ    2015年7月12日(日)広島市中央公園東側
 催:ストップ!戦争法7・12ヒロシマ集会実行委員会
 呼び掛け人 アーサー・ビナードさん(詩人)、平岡敬さん(元広島市長) 秋葉忠利さん(前広島市長)、二階堂和美さん(僧侶・歌手)森滝春子さん(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会)など各界の16名
 参加4500人 憲法第9条を壊す「戦争法案」の廃案を求めるアピールを宣言しデモに出発しました。稲荷橋西詰まで、と、白神社までの2コースに分かれ、戦争法反対を訴えて行進しました。
 絶対に戦争する国にはさせない!「平和」や「安全保障」の美名にだまされないで

呼び掛け人のひとり 二階堂和美さんと   ◆日本共産党衆院議員大平喜信さんも参加
♪二階堂さんはミニライブで、戦争法案を絶対に通してはならない、と強く訴え、デモ行進の先頭で歩かれました。

  上関原発を考える学習会「海と原発」

 
廿日市・自然を考える会主催の学習会に参加しました。講師は鹿児島大学理学部教授の佐藤正典さん、専門はゴカイなどの底生生物の研究です。
 今回の東日本大震災の前に企画されたもので、災害時の危険ということではなく、原発が海の生態系へ及ぼす影響についての学習会ですが、こうした学習で、目に見えにくい危険(警告)を軽視、無視することが、より深刻な危険を生むということを、強く感じました。
 山口県上関町、長島に中国電力が建設しようとしている原子力発電所。福島原発の大事故で、災害時の原発の危険性は身をもって知るところとなりました。しかし、原発は、災害時だけではなく、発電のための莫大な廃熱(冷却水の取水ー排水システム)によって、海水内の小さな生物が大量に殺され、豊かな海を破壊していること、微量の放射能が排出され続けており、特に瀬戸内海など半閉鎖的な内陸生態系では、それが食物連鎖によって濃縮されることなど、日常的に危険であるということを、様々な調査データをもとに語られました。「生物学者の中には原発に賛成、反対、両方いるが、生物多様性を守るという観点から原発の問題を考えることでは一致できる」とのことです。
 また、会場からの「原発をなくしたら江戸時代の生活に戻るという人がいるが」という質問に答え「停止している火力発電所などを稼働させれば、必要な電力はまかなえます。CO2排出の問題は技術力を向上させることで、今より効率的な発電は可能なはずです。温暖化防止にはCO2を減らすことも大事ですが、廃熱による海水温の上昇や、放射能の危険の方が重大です。」 とおっしゃいました。
  上関原発建設はすぐに中止を。全国の新増設計画は中止し、既存の全国の原発についても早急に総点検する必要があります。「安全神話」は捨て、安全対策を強化すべきです。そして原発は廃止し、自然エネルギーへの転換を図るべきです。
 日本共産党のエネルギー政策に関しては、日本共産党中央委員会のホームページをご覧ください。

 


2010年4月29日 岡山市で開かれた「日本の農業を考える」シンポジウム(日本共産党主催)に参加しました。
 パネリストは4人。農業団体から、山下隆志さん(JA岡山中央会農業振興部長 コメの消費拡大や菜の花プロジェクトなど農業振興に尽力)、生産者から、岡山市の農業委員岡崎三千男さん(岡山市の認定農業法人代表取締役・農業委員 障害者25人雇用し、有機農業に取り組む。)消費者から、横山弘成さん(生協ひろしま専務理事 北広島町に農業法人を立ち上げ、職員2人を派遣 食の安全への取り組みを進めている。)日本共産党から紙智子さん(党農林・漁民局長、参議院議員)それぞれの立場から農業の現状、課題などを発言、その後、会場からの質問や意見にこたえました。
 パネリストからも会場からも多く出されたのが、民主党の戸別所得補償についての疑問です。「全国一律のため、コスト高の条件不利地では、全く不十分」「転作作物への補償がないのは問題」「コメの輸入をしながらの補償は矛盾」「補償があるからと買いたたかれるのでは」などなど。
 農政に対する憤りや疑問も多く出されましたが、日頃から熱意をもって取り組んでいる4人のパネリストからは解決の道も示され、政治の場でどのように再生の道を開いて行くのかは、紙智子さんから明快な答えが返ってきて、農業の明日へ希望がわいてくるシンポジウムでした
 日本共産党は4月26日、農業政策「低すぎる所得保障では展望が開けないー価格保証と所得補償の充実、輸入自由化のストップで、農業の再生を」を発表しました。詳しくは日本共産党のホームページをご覧下さい。