営業の達人への道

     営業マンとして身につけておかねばならないマナー・行動、考え方の基本

入門編 7.名刺

7.名刺
 「名刺」ひとつのワードでも説明することは多い。名刺内容から受け取り方、活用法、保存法まで結構多岐に渡る。今日は名刺の出し方、受け取り方について話してみたい。営業入門では必ずこの練習をロールプレイングを交えてよくやるところだ。訪問先でスマートに入りこむ場合は、名刺入れより出しておく。名刺入れでの入れ方も右手で出した時、自分の名前が相手に対してまともに読める出し方をする。このあたりでばたつくと「受付」より減点ということになる。名刺交換の場合、お互いに差し出すことが多いが、先に名前を切り出すのは営業マンの方だ。名詞を差し出しておいて、直ちに自分の名刺入れを仕舞い込んで顧客の名刺を両手で受け取る。この間20秒。敢えて顧客の名刺を読んで、読みにくい文字の確認をする、これで少し接近をするという方法もあるがいかにもという感じを受ける。臭いのするオヤジ営業マンがよくやる。顧客が定期入れよりひっくり返った名刺を慌てて出すことがあるが、こちらの余裕が持てて内心微笑む。こういう人はこだわらないいい人が多い。営業マンはこういう一瞬一瞬に情報を入れているものだ。今日は簡単だったけどここまで。(*^−^*)


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入門編 8.受付

8.受付  
 飛び込み訪問での第一関門は受付だ。最近ではコスト削減で大手企業でも受付嬢を見なくなったが、このほか名刺を受け取る人を受付と考えて欲しい。受付も人間だからいろんな人物がいる。明るく応対してくれる人、何事かとけげんな目で見る人、自分が会社を代表して応対していると勘違いしている人等々さまざまだが、これらの人を乗り越えていかないと憧れのキーマンに近づくことは出来ないのだ。 受付でその会社の全体の社風、社内満足度が見える。沢山給料を貰っているところは全般に社員は明るい。それでも暗いのがいたらその受付は失格だね。用件を伝えて、奥のキーマンまでちゃんと内容が伝わっているか、よーくわが名刺の行方を追いかけなければならない。キーマンが下を向いたままで話を返していたらアウト!。断られる。大体コンピュータ営業では横文字、専門語が多いので受付がオバチャンなんかだったら、もう不幸だ。全てではないが伝言は「何かこんな人来てますけど」で終わる。これでは会ってもらえないのだが、仕方が無い。悔しい思いをする。用件はキーマンに話すというくらい上手に出ると意外と食込める。受付のその一瞬からすでに営業の駆け引きは始まっている。

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