営業の達人への道 
                     

      営業マンとして身につけておかねばならないマナー・行動、考え方の基本

入門編 3.心の持ち方2

3.心の持ち方 2
 
 よく、営業はお客さんに商品を買ってもらう立場ということで、自分を卑下する態度を取るケースが見られる。しかし、これは、大きな間違いだ。特に、駆け出しの頃の自信のない営業の場合、この様な姿勢になるケースが多い。ある時期、まだ営業が何かがまだ掴めいていない頃、自分のそんな不甲斐ない営業のあり方に、これでいいんだろうかとつくづく思っていた。そんなある日、大して期待もせずに受講した営業マン研修の中で、「お客と営業マンは対等」ということを聞き、またひとつ道が開けたと思い、気持ちが晴れたのを覚えている。後で「ギブアンドテイク」のワードも知ることになるのだが、「対等」というのはこの言葉に通じている。コンピュータ営業の場合、比較的年配の経営管理者と面談する事が多いが(その当時) 、若造営業マンにはこの「対等」の言葉は自信を与えてくれる言葉だ。自信のある商品を自信を持って説得すれば、その対価としての売上に結びつく。これは当たり前のことなんだけどね。

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入門編 4.営業マングッズ

4.営業マングッズ
(持ち物)
 
 営業マンはその持ち物で大体どのレベルの営業マンかが判る。丁度、写真を撮ってもらうために、通り掛りの人にお願いして、カメラを構えてもらった時、撮られる方としてレンズがちょっとよそ向いているよということがある。云うにも云われずまあこんなもんかと諦めて撮られてしまう。写真撮影もちゃんと基本があって、シャッターを押す右手の腕はボディにつけることがポイント。そういう姿勢をいつも営業マンは見られているわけで、やはり基本がここでもものをいう。いざ提案書なんぞを開いて説明する時、最もヤボなやり方は自分の人差し指でその箇所を指差し説明する者。また、持ち手に歯形がついたような汚い5本100円透明プラスチックボールペンでの説明者。男の太い,爪の汚いそんな指で資料の上を這い回るなって。ひどいのになると力の抜いた5本の指全部でかき回すヤカラもいる。「もう、やめてーやー」と栄次郎君の声が聞こえる。実際、聞く身になれば話しの内容よりもその指が気になってしまう。特に女性管理者の場合、このパターンはほぼ失格だね。説明箇所を先端がスマートで感じのいい銀タッチのブランド品なんかで軽く時に力強く説明する。このいい雰囲気は営業マンの印象としてずっと残る。つまり持ち物も営業マンと一体。持ち物も爽やかでありたいものだ。

 

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