営業の達人への道
                         

     営業マンとして身につけておかねばならないマナー・行動、考え方の基本

入門編 13.営業日報1

13.営業日報1  
毎日、営業のあと日報を書くということは大変な労力を要する。まして、1日中外に出ていて会社に帰ってくると、回覧文書や決済書類・伝言等々で机の上が点子守りなのだ。それでも最近は直接携帯に電話を受けるポイントオブテルも多いのでその電話分は減ったのだが。まず、会社に帰ると1日の疲れを感じつつ、机の上のプライオリティの高いものから片付けるが緊急物件の次に大事なのは、実は営業日報の記録なのだ。早い時期に一気に書くと比較的短時間に仕上るこの日報も、時間が経つほど記憶が薄れ書く時間が倍かかることになる。2日くらい置くとまあ6割くらいは作文となるネ。もう書いて残す意味が無くなる。じゃあ営業日報は何のために、誰のために労力を費やして書くのか。この強い書くという信念がないと本当の日報は書けない。自分のために、来るべきセールスチャンスに生かせるように・・。日報は上司にも回覧されるケースも多いがその気配りも必要。ウソはダメ。それは自分をごまかすことにも通じる。大変な日報作成、これも書く要領をマスターすることで達人に1歩近づく。

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入門編 14.営業日報2

14.営業日報2  
 日報の様式も各社各様にあると思う。以前ある会社の営業マンに日報について聞いてみたところ、日報は書かないとのこと。第一上場会社の支店だったけど、要はこんなんもあり。つまり、目標数字がちゃんと上がるのであれば、日報記入も無駄なのだ。しかし、普通そう簡単に上がってこないのがこの数字。あれこれ考え努力してやっと上がってくるもの。そのためにも日報は自分の営業の奇跡としても書いておきたい。 様式方法にはいくつもある。時系列に羅列して見込み客・顧客別に記録する様式、客別に伝票方式で記録する方式等々。それぞれ良点悪点あるがやはり気持ちが入るのが前者の方だ。新規飛び込みから受注、システムの立ち上がりまで、漏らさず記入できれば、それは起承転結のある営業ドラマとなる。過去の日報ファイルを捲っていてこんなのを見つけて読むとかっての受注への熱意を思い出して我ながら心が熱くなることがある。よくやったなァと自分で感心する。 営業の武装化が言われて久しい。モバイルによる日報作成も出来る時代だ。上記の後者ヶこれに結びつく。この事はまた、次の機会に話してみたい。


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