”☆☆介護保険に六言☆☆”

”よかったよかったsさん”

息子に迷惑かけずにすんた゛。介護保険制度がはじまれば、1割負担金・食費代・保険料等どのようにして支払えばよいのか、路頭に迷っていたsさん。前年度の収入で自己負担金が決まるから共有財産であった家も売らなくてもすんだ。お上も人の子だった。sさんは合掌して喜んだ。これで五年間は老人ホームで生活できる。まず一安心





年金36万円(年間)の収入で1割負担金なし、食事代9000円、少々の日用品費はできるだけ電気もつけずおやつ・小遣いもきりつめれば誰にも迷惑かけずに生活ができる。特例措置によって自分の力で生きることができるようになった。若いときの重労働がひびき、変形性脊髄損傷(今の時代では労災に認定されていただろう)のsさんは、腰をくの字にまげて感無量げに話すのである。まてよ、わしはよいが隣のyさんは、まだ入所していないが大丈夫かな?


”あなたは特例措置には該当しません。”

yさんも年金36万円(年間)の収入で、2000年4月1日に介護老人福祉施設に入所したのだ。なんでや・・・たった1日のちがいで特例措置がうけられないなんて、入所するまで3年間も待ったのにおかしな話よ。好きで空きを待っていたのではないのに、わしらも特例措置の仲間にはいれないのかね。yさんは89歳である。



入所待機者も特例措置の対象になれば不公平でなくなるのに。いやいや言葉を変えて低所得者全員に永久特例措置とすればいいのに。



”銀行の窓口に配属したい案内係女性募集と書いたら

差別ですと言われた”

”それでは年齢制限するのは差別ではないのか”

まだまだげんきじゃ。イチニッサンと体操した、知事もいた。

おかしなことよのう

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