”☆☆介護保険に三言☆☆”
”どうしたらいいの”

Aさん夫婦・子供4人で平穏無事に借家生活をしていた。父親は建設会社の自動車の専属運転手をしていたが会社の不景気のため リストラにあう。それからは毎日朝から焼酎を飲むようになりそのせいか脳出血になり後遺症 として下半身不随となり車椅子の生活となる。その後65歳になり年金が もらえるようになり少し生活がらくになる。やがて 長男が結婚することになったが、父親はだんだんと機能が低下し在宅介護が困難になり 特別養護老人ホームに入所する

新婚夫婦は、ホームに週一回は面会に行っていた。やがて、新婚夫婦に子供が生まれる。 住宅ローンの金利がいま一番安いときで又マイホームの購入チヤンスだと広告などに刺激され 父親に相談する。 老人ホームに入所している父親は、住宅金融公庫も今が最低の金利だし孫も生まれたし老人ホームの 費用負担も支払い出来るし小遣いもあまりいらないので、わずかたけど返済に協力する。 新婚夫婦は、きりつめたマイホームを購入する返済計画を立てた。 父親がいつ、もどって帰ってきてもいいように床など段差のないように 又廊下には手すりをつけるなど注文住宅で購入する。 それから3年後突然ホームから介護保険制度ができましたので、あなたの扶養義務者の負担金はいらなくなりました。

上記の通り支払って下さいと連絡うける。 いままで2万円だったのに約6万円その差額4万円どうしても不足するのであった。年金36万円しか ないのにどうやって支払ったらいいのかそこで生活保護の介護扶助を受けようと申請すれば住宅を売ってください それでないと申請を受理することは出来ません。役所からの通達である。

住宅権利書名義に父親も連名に連なっていたのだ。住宅が共有財産であるから生活保護の介護扶助 を受けるためには住宅を売却し支払うか又は長男夫婦が支払う方法しかないのだ。長男夫婦 は

2万円あっても差額の4万円など払うお金はなく・・・・

早く知っていれば名義にいれなかったのに・・・・・

幸福だった家族だったのに・・・

支払いが出来ない痴呆性老人の父親は余儀なく老人ホームから 出され自宅の一室に閉じ込める始末であった。息子夫婦は介護保険を諦め、マイホームを選んだのであった。

dot

(1999年7月31日中国新聞朝刊より)

これが福祉かね

”これでいいのかなぁ”

反対に同じ居室に入所してたBさんの場合は

いままでの措置費制度でよかったのに、介護保険制度になって14 万円残るし家族負担はなくなるし、よい制度におもえたが、 しかし、退所したAさんみて妙に複雑な心境になり毎日心の不安が続いたのである。

地域振興券に有効期限があるが・・・ ???どうして!!!!

9月で有効期限がきれます。

おかしなことよのう

銀行に預けた1500万円が、ある都合によって1000万円しか

返してもらえないなんて!!!!

<次をみる>