岩国城


岩国城は毛利元就の子、元春(吉川家の養子となる)の三男にあたる吉川広家が1608年に
築城しました。緑の山頂にそびえる白亜の天守は3層4階の上に物見を置くという、桃山風南蛮
造りの山城で藩の象徴として仰がれていましたが、元和元年(1615)、幕府の「一国一城令」に
よりわずか7年で取り壊されました。以来山下の居館だけで藩政治が行なわれてきました。
今の城は昭和37年に再建されたもので、錦帯橋付近からの景観を考え、本丸南側に移動させ
ました





天然の外堀としての錦川。川のこちらが武家屋敷のあった所。


錦帯橋橋げたの向こうに見えるのが岩国城。


三層四階の白亜の天守


古式穴太積みの技術が生かされた復元天守台


再建された天守は旧天守より南側に復元されました


桜と錦帯橋と岩国城



清流・錦川にかかる木造5連の錦帯橋。


延宝元年(1673)、3代藩主・吉川広嘉の時代に完成した。


増水時にも流れないように橋脚を石組にした独創的な橋。。


平成13年に架け替えられた。日本三名橋の筆頭にあげられている。


錦帯橋上から見た錦川と岩国城。この川で鵜飼いが行なわれる。


桜の木から顔をのぞかせた岩国城。