【秋の講演と交流の夕べ】Lecture&Fellowship Party(at Sheraton Grand Hiroshima Hotel)

講演『日米比較司法制度論ー日本とアメリカではここが違うー』
近畿大前学長・名誉教授、広島大名誉教授、法学博士 畑 博行 氏

Lecture:「Comparison of Some Aspects of judicial Systems of Japan and America」
Speaker:Dr. Hiroyuki Hata(Prof.Emeritus,Hiroshima University, Prof.Emeritus,Kinki University, Former President of Kinki University)

 2017年の「秋の講演と交流の夕べ」が10月4日、シェラトングランドホテル広島(広島市東区)であり、59人が集いました。
 講演会と夕食会の2部構成。講演は近畿大の前学長・名誉教授で広島大名誉教授の畑博行さん(87) =広島市西区=が「日米比較司法制度論ー日本とアメリカではここが違うー」と題し、日米の法制度について話しました。

 ともすれば堅い内容になりがちなテーマを、若い日の自身の体験などを交えて分かりやすく紹介しました。例えば、アメリカの裁判所の呼び方は州によってさまざまで、初めてニューヨークを訪ねたとき、気軽に、裁判を見学したい、と申し出たら「Supreme Courtの玄関へ来い」と言われ、「Supremeとは『最高の』という意味だから、いきなりワシントンDCの連邦最高裁判所へ行くの?」と驚いたことを披露。実は、ニューヨーク州では第1審裁判所を「Supreme Court」と呼ぶのだそうでした。

 日本では法律は共通ですが、畑さんは「アメリカ合衆国」では法律や制度自体、51(50州と国家)のパターンがあり得ると解説しました。

 


後半は、食事を楽しみながらの交流の夕べ。山本一隆会長の音頭で「乾杯」し、和やかなひとときを過ごしました。中締めは広島修道大の市川太一学長。広島日米協会の草創期のメンバーだった畑さんの思い出にも触れながら「改めて米国の多様性を感じる機会になった」と述べ、宴を締めくくりました。

2017年10月16日