【秋の講演と交流の夕べ】Lecture & Fellowship party (at Sheraton Hiroshima Hotel)

「アーネスト・フェノロサからベアテ・シロタ・ゴードンまで~日本文化への愛」
      グリーン・レガシー・ヒロシマ・イニシアティブ 共同創設者並びにコーディネーター
      国連訓練調査研究所(ユニタール)本部長付特別上級顧問 ナスリーン・アジミ氏

Lecture:「From Ernest Fenollosa to Beate Sirota Gordon: For the love of Japanese culture」
Speaker: Ms. Nasrine AZIMI


2013年10月8日(火)、シェラトンホテル広島で恒例の「秋の講演と交流の夕べ」を開催しました。

今回の講師は、グリーン・レガシー・ヒロシマ・イニシアティブ 共同創設者並びにコーディネーター、国連訓練調査研究所(ユニタール)本部長付特別上級顧問のナスリーン・アジミ氏に「アーネスト・フェノロサからベアテ・シロタ・ゴードンまで~日本文化への愛」と題してご講演頂きました。

アジミ氏は「グリーン・レガシー・ヒロシマ・イニシアティブ」を共同創設者・コーディネーターとして立ち上げられました。このイニシアティブは、1945年に広島に投下された原爆を生き延びた樹木の種や苗を世界中に届け育てる世界規模のキャンペーンですが、創設から2年目のいま、既に20ヵ国で活動を展開しています。 国連訓練調査研究所(ユニタール)においては、アジミ氏は2003年にアジア太平洋地域事務所を広島に立ち上げ、初代所長に就任されました。またそれ以前もユニタールの中で様々な職務を務めてこられました。

 講演では、日米の文化の懸け橋となったアーネスト・フェノロサ氏やベアテ・シロタ・ゴードン氏についてお話しくださいました。
 米国の日本美術研究家であるフェノロサ氏により、日本の伝統美術が見直され、氏が集めたコレクションはチャールズ・G・ウェルドに売却され、のちにボストン美術館へ寄贈されました。
 また、日本国憲法の草案作りに携わったことなどで知られる米国人女性、ベアテ・シロタ・ゴードン氏についてもお話しくださいました。日本語が堪能なベアテ・ゴードン氏は、草案の翻訳にも、日本政府との折衝の際の通訳としても活躍されました。
 最後にアジミ氏は、「広島の立場から文化・平和を世界に発信してほしい」とあたたかなメッセージを送り、経済、技術、政治などのハードパワーからソフトパワーである文化の重要性についてお話しくださり、会場の皆様も熱心に耳を傾けていらっしゃいました。


講演会の後は、恒例の「交流の夕べ」です。

おいしいお料理を食べながらお話も弾み、和やかで楽しい時間を過ごしました。
2013年10月08日