【秋の講演と交流の夕べ】Lecture&Fellowship party (at Mielparque Hiroshima)

「ジョセフ=ヒコ、咸臨丸の水夫 -幕末期の日米交流-」
                      広島経済大学教授 田中 泉氏

Lecture: 「Joseph Heco and sailors of Kanrinmaru: US- Japan exchanges in the last years of the Tokugawa Shogunate」
Speaker: 「Mr. Izumi Tanaka (Professor of Hiroshima University of Economics)

2011年10月5日(水)、メルパルク広島で恒例の「秋の講演と交流の夕べ」を開催しました。

 今回は、広島経済大学教授の田中 泉氏に、「ジョセフ=ヒコ、咸臨丸の水夫 -幕末期の日米交流-」と題してご講演いただきました。

 田中氏は、広島大学大学院文学研究科博士課程を単位取得後、広島大学付属高等学校教諭の経験を持ち、2006年度には1年間、カリフォルニア大学バークレー校に客員研究員として滞在されました。

 社会科教育学を専門とされ、現在は、日系アメリカ人の歴史に関する教材開発を研究テーマにされています。今回の講演では、幕末期の日米交流において、日系アメリカ人ジョセフ=ヒコと咸臨丸の水夫ついてお話くださいました。 

 ジョセフ=ヒコとは、いったいどのような人物あり、水夫であった人物がどのような経緯で初の日系アメリカ人として誕生したのか、また晩年を濱田彦蔵と名乗り静かに暮らしていくまでにどのような苦悩があったのか、といった内容をたくさんの写真をみせて頂きながらご講演くださいました。





また、アメリカに公式訪問した咸臨丸の水夫のお話を、田中氏がサンフランシスコ郊外で行われた150周年慰霊祭に参列された時の写真を見せて頂きながらお話くださいました。

歴史の教科書には載っていないような人物が、幕末期にどのように日米交流をはかり生涯を閉じて行ったのかというお話に、参加者の皆さんはとても熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

講演会の後は、恒例の「交流の夕べ」です。おいしいお料理を食べながら、会話も弾み楽しく和やかな会となりました。
2011年10月05日