【春の講演と交流の夕べ】Lecture & Fellowship party (at Mielparque Hiroshima)

講演:日系アメリカ人の体験 ~「しかたがない」から「おかげさまで」へ~
                           広島大学名誉教授 山代宏道氏

Lecture: 「The Experience of Japanese Americans: From "Sshikataganai" to "Okagesamade"」
Speaker: Mr. Hiroshimichi Yamashiro
       (Ph.D., Emeritus Professor of Hiroshima University
          and Part-time Lecture of Hiroshima University of Economics

 

2011年3月15日(火)、メルパルク広島で「春の講演と交流の夕べ」を開催しました。


今回は、広島大学名誉教授の山代宏道氏に、日系アメリカ人の体験 ~「しかたがない」から「おかげさまで」へ~ というテーマでご講演いただきました。

山代氏は、通算5年間に及ぶハワイ大学・ケンブリッジ大学・ハーバード大学での大学院留学・研修体験をお持ちで、中世ヨーロッパ史、特にノルマン人の歴史研究を主たる専門とされてきました。

最近では、日系アメリカ人の歴史との比較研究を行われており、今回の講演では、日本人移民や日系アメリカ人が、戦時中の体験をどのように乗り越えていったのか、とくに、リドレス運動(Redress Movement:強制収容に関する正式な謝罪と賠償金の請求運動)を経て、かれらが「日系アメリカ人」市民として認められるようになったことの意義についてお話くださいました。


ご自身が日系アメリカ人と出会うことになったきっかけから、日系アメリカ人との交流を通して感じられたこと、また、パールハーバーとヒロシマの両方の悲劇を体験したハワイ日系アメリカ人、そして彼らの視点から見た戦争や歴史について、「和解」(Reconsiliation)をキーワードにお話くださいました。

「多様なものの見方、多様な文化や価値観があるなかで、他社との関係の中で生かされている、すなわち『おかげさまで』という考え方ができるようになるならば、それは、多文化共生社会を実現する一助となるはずです。」というメッセージを含むお話に、参加者の皆さんは熱心に耳を傾けていらっしゃいました。






当日 会場にて、3月11日に発生した東日本大震災被災地への義援金を募りました。

集まった義援金(合計額:40,600円)は、翌日、中国新聞社会事業団を通して被災地へ寄付致しました。

2011年03月15日