吉和民族資料館

　昭和55年（1980年）から村誌編纂事業を始め、くらしや自然の各種資料の収集・調査を行ってまいりました。同じ頃、中国自動車道の建設工事に伴う埋蔵文化財の調査も行われ、貴重な遺跡が発掘されました。
　こうして、私たちの身近に明らかになった民俗資料や文化財等の活用を図るため、「吉和民俗資料館」が開館いたしました。

　昭和62年8月に、吉和田中原に開館いたしました。
収集された数々の資料にみられる使いこなした跡などから、この吉和に生きてきた人々の知恵に学び、次世代への道しるべの手がかりにしたいものです。
　その後、10月には資料館に隣接して、収蔵庫も建設されています。小さい施設ですが、吉和の歴史を学び文化財めぐりの拠点ととして大いに活用したいものです。

【開館時間　：　平日のみ　9：00～16：00】

　　※見学希望の方は、廿日市市教育委員会文化課まで
　　　　お問い合わせください。

　施設の概要

土地面積　：　473.5㎡
建物面積　：　129.6㎡
開　　　館　：　昭和62年（1987年）8月10日

　展示物のご紹介

　　館内は、大きく9項目に分けて展示してあります。

●遠い祖先のくらし　史跡　　　●自給自足の加工具　　　　　　　 ●吉和の主な産業　山仕事
●きもの～あかり　生活具　　●内職とよなべ仕事　　　　　　　 ●獲物と副収入　狩猟
●ならわし　祭り事　楽しみ　　●箱膳～ちゃぶ台　食器容器　　　●農具　にじむ汗と土


おわせ		おいこ
手せんば	かるこ	足こぎせんば

たてびき・木挽銘	木馬用具

行燈	ランプ・灯台・どうらん・ちょうちん・電球

こしき・とおけ	とおみ	みこし

糸車・糸まき	たゝき・屋根やバサミ	火アイロン
みの	みの・雪わらんじ	むしろ・むしろばた・木づち

一合ます・めんこ	はんぎり・木鉢	ろくろ

算数本算数本

※掲載しているものは、展示品の一部です。　　