2007年版
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07,03,07(由宇) 

今期初由宇、教育リーグの阪神戦でありやす。

今日はある作戦があって、いつもより早めに出かけやした。着いたんが9時ちょいすぎ。駐車場の人たちはまだ準備中の様子じゃったです。「久し振りじゃねえ」と声をかけていただきやした。「忘れとらんかった?」とちと意地悪な返事したら「忘りゃあせんわいねぇ」と嬉しいお言葉が(爆)上がる途中上を見上げると、自販機があるところに「若鯉応援隊」の幟がはためいておりやした。球場内だけじゃさみしいと10本追加してここに立てたんでありやすが、いや〜壮観でありやす。

球場に入って、さっそくある作戦を実行いたしやした(笑)ここでこのある作戦を説明しとかんといけんですな。透明ランナーさんが描いてくれた選手のイラストを掲げて、若鯉の応援も兼ねながら透明ランナーさんの個展化を図ろうというものですじゃ。これは由宇に限らず、全国の仲間に呼びかけとるんで、あちこちで見かけるかもわかりやせんぞ。名づけて「球場個展化計画」。イラスト透明ランナー、プランニングはち兵衛でありやす(爆)

まずは5人の選手(まだこれだけしかできとりやせん)のイラストを、三塁側ベンチ横のフェンス(金網部分)にとりつけやした。若い職員さんがすぐに見つけて「お〜〜よう似とりますね」と言ってくれやした。そこで、職員さんに頼んでデジカメを渡して、グランドから見えるショットを撮ってもろうた次第でありやす。

ひとまずこれでOKと。ではいつものように徘徊するべと、サブグランドに行ってみやした。今日は一軍生き残りをかけて青木(高)、マエケン、大島、仁部、さらには斎藤も投げるかも?しかも、マーティーが視察にやってくるちゅう情報がありやした。サブに行ったら、すぐに青木(高)マエケンが目に飛び込んできやした。えへえへ、情報に間違いはありやせんでしたぞ。ええ日に当たったもんでありやす。日ごろの行いの成果(せいか)。ダレも言わんのんであっしが言わにゃ(爆)。

投手陣が、上り坂100メートルダッシュをしとったんですが、ここで面白いことがありやした。途中で山内コーチがやって来て「パチェ(ドミニカの練習生)、佐藤に勝ったら残りナシにしてやる」と提案。もちろん佐藤くんが勝ったら、佐藤くんが残り免除。これは佐藤くんは10メートル短いハンデ戦。しかも、スタートは佐藤くんがしてからというもの。結果は、残り5メートルのとこでパチェが抜き去り、あとは免除になりやした。パチェの足はすごい。馬力もすごいですじゃ。

これをみた某投手が山内コーチに、「自分にもチャンスをくれ。相手は(足が遅いと思われる)マルテで」と直訴。山内コーチ、「マルテ?」と考えたあげくOKに。マルテが10メートル短いハンデ戦。その結果は。。。5メートルくらいの差をつけてマルテの逃げ切り。マルテ曰く「ワタシ、ホンキニナッタラハヤイノヨ」。某投手「マルテ、騙したな」。すかさず山内コーチが「マルテ、いつもは手を抜いとんかあ」じゃと(爆)※マルテ、日本語が上手もうなっとりやす。

軍の投手コーチたちも来とりやした。これは澤崎さん。山内さんが、めったにないチャンスと育成選手の山中くんの投球を澤崎さんに見せとりやした。(左の画像)

投手のブルペンでの投球練習にチャチを入れに来たモリ。「お前のは怖いわ」とバッターボックスの一番後ろに(笑)
背中のハリで調整中じゃけど、打つだけじゃのうて守備にもついてもう大丈夫みたいですじゃ。(右の画像)

試合は阪神投手陣の乱調や内野守備陣の乱れもあって、10対0の完勝でありやす。投手陣の印象を書いておきやす。あくまで、はち兵衛の目なんで、間違いがあったらすんませんちゅうことで(笑)

青木(高)ですが、球速は140出ればええほうかと。ただ低めへのコントロールがええです。テークバックが小そうて、この部分は星野(最後阪神におりやした)みたいな感じでありやす。コントロールと緩急が生命線の投手のように思いやした。緩急がもうちょっと欲しいなあ。

次にマエケン。体は細いです。まあこれは仕方ない、これからの課題ですじゃ。投球テンポもええし球にキレを感じやした。球速も140キロ中盤までは出とったんじゃないですか。まだまだ速ようなると思いやす。ヒット3本打たれたんですが、そのうち1本は、一塁へのベースカバーの遅れによるもの。このあたりも勉強ですじゃ。

大島。投球スタイルが変わっとりやす。まっすぐが速ようなったんもあるんで、以前のようにカーブ(これは一級品)に頼るんじゃのうて、力でグイグイちゅう感じですじゃ。なんか逞しさを感じやした。

最後は仁部っち。投球フォームを元のオーバーハンドに戻しておりやす。球速もこっちの方が出やすね。問題は、軸にできる球種がないってことかなあ。これがないと、ここじゃええですが上をめざすとなるときついと思いやす。石川(ヤクルト)のスクリューといったように、1つなにか欲しいと思いやす。頑張れ仁部っち。

手の會澤くん。プロ入り初打席を経験。2打席でヒットは出んかったですが、まあこれからこれから。
風貌はなんか期待感がありやす。これは、試合前スタメン捕手の上村くんのワンバウンドの捕球練習を手伝うとるとこですじゃ
ガの癒えた鈴木くん。久し振りの実戦をスタメンでかざりやした。風が強ようてむずかしいんですが、センターの大飛球をファインプレー。ベンチのみんなにハイタッチで迎えられとりやす。
2打席目にプロ初安打も記録。今年は期待できそうですじゃ。

最後に、セカンドランナーで終わった末ちゃん。グラブをベンチにとりに帰ろうとしたら、山崎くんが持ってきてくれやした。それを受け取る時の末ちゃん、帽子を脱いでお辞儀を。先輩後輩の関係が厳しい野球の世界とはいえ、持って行ってやる山崎くん、それに対する末ちゃん。こういうのはええですね。あっしは見逃しやせんでしたぞ(笑)あっ最後に、一瞬ではありやすが雪が舞いやした。寒かった。寒くて途中で帰られたファンも多かったですじゃ。