2006年版
目次に戻る つれづれトップに戻る 掲示板に戻る
06,04,26(由宇) 

今季初の若鯉観戦。日程が合わずこれだけ待たされたのは初めてと思う。そんなわけで、遠足の前の日の小学生みとうに、夜早よう寝床に入っても寝付かれず、しかも、仕事の日よりも早よう目がさめて、由宇に着いたんは選手が到着直後の9時10分頃。それでも先客が2名おりやしたが(笑)選手はアップ中じゃったけど、すぐに野手と投手に分かれて練習へ。仲間の一人が野手組を見るというので、あっしは投手陣のほうのサブを観察。

投手陣はまずふた手に分かれてキャッチボール。その時山内コーチが前を通ったんじゃけど、ちょっと遠くて先発を聞き損ねる。背番号36を見つける。一瞬「誰や?」と思うたら、移籍してきた青木投手でした。想像してたより小柄でした。その後、フェリと小島くん(二軍復活じゃ。わき腹の状態がよくなったんじゃね)がブルペンで投げ込みをはじめたんで、これでこの二人の先発はなし(笑)その時、先ほどの仲間から「先発丸木くん」という情報が入る。先発ならもうそろそろ準備するはずじゃのに、目の前におりやす。度胸がええのか、それとも先発のすごし方がまだ分からんのか(爆)

森くん、梅原くん、今井くんが山内コーチに呼ばれて、フリー打撃で投げるため移動。新人の今井くん、フリーに投げさせてもらうちゅうことは、高卒の新人の中でもある程度でまとまっていると認められとる感じがしやす。投手陣のうち、田中くん、森くん、梅原くん、金城くん、今井くん、相澤くん、斎藤くんはレフトポール際からスコアボードまでのダッシュの練習数回。ゼイゼイいっとる横からカメラを向けたら、田中くんと相澤くんがペコリと。それにつられて斎藤くんまでお辞儀をする。斎藤君は声かけたことないのにねえ(笑)玉ちゃんとフェリは二人で外周ラン。フェリは音楽をききながら「ながら」ランニング。(まじめに走れと)尻たたいてやりやした(爆)

ブルペンではマルテ(コーチの勉強しとる方)がいたんで、先日撮った写真をプレゼント。「ありがとお兄さん」じゃと。最近では、男は「お兄さん」女性は「お姉さん」と呼ぶよう教えられとるようじゃ。過去には「おっさん」と教えられとるドミニカンもおったけど。名前は伏せときやす(爆)

丸木くん。先発ならもう上がって準備する時間じゃのに、まだこうして田中君に相手してもろうてトレーニング。まあじっとしとるよりこうして体を動かしとった方が緊張せんでええんかもしれやせんね。このボール実はかなり重いんですぞ。上から落としてもはずみやせん。 トレードでやってきた青木さん。左手とグラブの使い方を見てくだされ。打者から球の出所が分かりにくいようにうまく使ってありやす。さすがですじゃ。一軍経験豊富な点がうかがえますね。若い投手も参考にて欲しいですじゃ。

さてさて試合とか選手の状況に触れやしょうかねえ。

先発の丸木くん。持ち球はストレート、スライダー、チェンジアップ、カットボールです(これは本人の申告)。ブルペンの投球みたら「こりゃあいけん」と思いやした。スライダーはワンバウンドじゃしチェンジアップは高いし。合流した赤イチさんにも「良くない」といいやした。ただストレートは低めに決まっとったんが救いかな?

むかえた初回。やはりいい当たりの連発。しかし野手の好守もありなんとかゼロで抑える。それが二回から人が変わったような投球に。落ち着いてきたんでしょうな。結局三回投げて無失点じゃったです。この丸木くんのいいところは、ストレートの伸びがええんですじゃ。それとテンポがいい。天性のもんか意識しとるんか分かりやせんが、これは忘れずにいて欲しいですじゃ。思えば、今一軍ローテの大竹くんも、この頃は同じかそれ以下じゃったかもしれんです。丸木くんは期待大ですじゃ。

あとを継いだ梅津くん。打たれやした。一時アンダーにしたんですが、元のサイドに戻しておりやす。打たれた理由は、あっしの見る限り「テンポ」。ワン・ツー・スリーなんです。ワン・ツー・「の」・スリーでないと。これは二段モーション対策の影響でしょう。「間」がないんでタイミングがばっちり合ってしまう。問題です。球のキレについては、このときはフラフラと外野に行っとったんで、まったく分からず。

次に投げたんが苫米地くん。ブルペンの練習では低めに球が集まりなかなか調子がよかったんですが、いざマウンドに上がると、高めに球が行ってしまう。失点してしもうたです。ブルペンの調子をマウンドで発揮できるように頑張って欲しいですじゃ。ええ球投げよるんじゃから。

次に青木投手が登板。一軍経験豊富なところを披露。とにかくまとまっていて、みていて安心感がありやす。球のキレもよく、一軍候補と見やした。

最後が天野くん。ブルペンが見れんかったんでストレートの伸びなど確認できんかったんですが、2三振奪取。しかし、勝負が遅いんが気になりやすね。

野手では比嘉くんと鞘師くんが問題かなぁ。

比嘉くんは(バットを振るの見てないんで)技術的なことは分かりやせん。が精神的になにか迷いを感じやす。消極的じゃしあの元気のよさも影をひそめており重症な感じですじゃ。

鞘師くんは、技術面で問題がありやす。ただ一言、ヒッチしやす。これを直さんかぎり辛いと思いやす。素人のあっしが気がつくんじゃから、プロのコーチには分かっとるはずです。おそらく指摘されとると思いやす。他の選手と離れて一人でサブの鳥かごで練習しとったのもそのためじゃと思いやす。ただ実戦となるとクセが抜けんのでしょう。頑張ろうよ鞘師。期待しとる人がいっぱいおるんじゃから。

目立ったんはタクヤさん。代打で出てきっちり一二塁間を痛烈に抜いていきやした。その前に足元に投げられたり、胸元を攻められて体勢を崩されたんですが、さすがというよりないです。やはり野手で一軍昇格の一番手ですじゃ。

高明くんはう〜ん。。。とくにどうってことはないんですが、一軍を目指すにはもう一息ってとこかなぁ。進塁打もちゃんと打っとるんですが、何かが足りない。その何かが上手く言えんのですが。守備は上達しとりますね。以前と比べて少しは安心して見とられやす。

(最後にガビーさん用に)代打で出た甲斐くん。疑惑の判定で三振でした。「疑惑」についてはあっしはちょうどそのシーンを見れず深く追求しようとは思いやせん。ただ甲斐くん、この判定に激昂。怒りでヘルメットを叩きつけておりやした。彼がストライク・ボールの判定にクレームをつけたの見たことないです。それだけに悔しかったと思いやす。傍目にも一打席にかけるすごい思いを感じやした。代打に備えて相手投手の球筋を見極めながらスイング練習もしとりやした。単にスイング練習だけをする選手が多いんですが、ええことじゃと思いやす。そう言えば現役最後の頃の朝山コーチがそうしとりやしたね。代打成功率八割という驚異的な数字を残されやした。

甲斐くん、このところ結果が出とりやせんが、スイングそのものは問題ないとみました。へんに結果を欲しがってスイングを崩さないようにして欲しいと思いやす。

代打で一二塁間を抜くヒットをはなったタクヤさん。赤いラインがその時の打球の軌跡ですじゃ。
鈴衛さんと一緒にチーム内のムードを盛り上げてくれやす。フリー打撃に備えて投球練習中の梅原くんに向かって「あま〜〜い」とひとこと。その後「おっフリーに投げるんか、その調子でええぞ〜〜」。笑わせられやした。